哲学思想史 問題の展開を中心として
ラカンの哲学に興味があり、哲学書としては思考の歴史を深く掘り下げる系の本になっています。
哲学を歴史として体系的に把握できる名著として紹介され続けてきた作品です。
ギリシャ、中世、近世、現代哲学も、現代哲学も現象学からプラグマティズムに新実在論までを網羅しています。
私は西洋史が好きなのですが、哲学に最近になって興味を持ち始めて、哲学関係の入門書を読み始めています。
こちらの本は名著というだけあって、哲学の歴史の流れをつかむにはとても良い本です。
人文系の学問は(商業的には)意味がないと言われていますが、文化として大切にしていくものだと思っています。
なぜなら文化って人間らしさのことなんだと思うからです。人間の繁栄と文化というものは切っても切れないものなんですよね。